シンガポールといえば「マリーナベイサンズ」や「マーライオン」が一番に頭に思い浮かぶかと思います。
シンガポールは施設やモニュメントだけではなく、文化も多種多様です。その理由が19世紀と20世紀の植民地時代にインドや中国、そしてマレー半島全域からより生活環境の良いシンガポールへの移民が増えた為です。
国籍国家なので同じ国なのに少し歩くと雰囲気が違う街中や食事など他の国では味わうことのできない経験ができます。
そんな多国籍国家「シンガポール」についてご紹介します。
目次
シンガポールへの行き方
日本からシンガポールへは、成田、羽田、中部、関西、福岡から直行便が運航されています。所要時間は6時間30分~7時間程となります。
時差は1時間になるので日本が10時の場合は、シンガポールは11時ということになります。
台湾、香港、ホーチミン、バンコクで乗り継ぎも可能なので利用日の料金や所要時間を考えてベストなフライトプランを立てましょう。
シンガポールチャンギ国際空港
世界60ヶ国、200都市以上と結ぶ路線が乗り入れ、東南アジアでも最大のハブ空港です。この空港は航空業界専門の調査会社による格付けで、何度も世界一に輝いている空港です。
ショッピングだけではなく、プール、バタフライガーデンなどもある空港です。また空港直結の複合施設「Jewel」も有名で「ここは本当に空港なの?」と疑ってしまうぐらい待ち時間を退屈にさせない設備が整っています。
バタフライガーデンでは様々な種類の蝶を観察できます。
シンガポール気候
年間を通して高温多湿になります。平均気温は27度前後なので半袖短パンで一年中過ごすことができます。6月〜8月にかけて日差しがかなり強くなるので注意が必要です。
- 雨季:11月〜2月
- 乾季:3月〜10月
このような気候なのでスコールの頻度が高いので雨具は持参したほうが良いと思います。
シンガポール交通事情
シンガポールは日本と似ていてかなり交通網が発展しています。バス、電車、タクシーが主な交通手段となっていますがこの中で一番おすすめなのが電車です。
電車を利用
日本と同じぐらい運行している本数があり、時間通りに運行します。乗車料も安く、主要観光地には全て最寄りの駅があるので電車を利用したほうが良いかと思います。
支払い方法は以下になります。
- シンガポールツーリストパス(STP)
- シンガポール国外で発行されたマスターカード
- 大人用プリペイドカード(EZリンク/Nets FlashPay)
- 片道切符
バスを利用
バス路線は、シンガポールのほぼ全土をカバーしています。シンガポールで最も経済的な移動手段ですが、時間通りにこない場合や乗り場が分からないなど不安要素があります。
支払い方法は以下になります。
- シンガポール・ツーリスト・パス(STP)
- シンガポール国外で発行されたマスターカード
- 大人用プリペイドカード(EZリンク/Nets FlashPay)
- 現金 ※お釣りが出ないよう注意
タクシー利用
最も早く移動できる手段ですが、電車・バスに比べて費用の差が大分あります。タクシーはメーター制ですが、利用時間帯や場所、タクシー会社によって追加料金が発生します。
〈電車やバスの乗り方〉
乗車方法は日本の「Suica」や「PASMO」のようにかざして乗車すれば大丈夫です。シンガポール・ツーリスト・パスを買っておけばチャージする手間もいらないし、乗り放題になるので購入することをおすすめします。
シンガポール・ツーリスト・パス購入方法
MRT駅の改札付近にはタッチパネル式のGeneral Ticketing Machine(券売機)と窓口がありますのでどちらでも購入可能です。
英語が苦手な方は窓口にて「シンガポール・ツーリスト・パス」と伝えてください。
シンガポール・ツーリスト・パスは以下の3パターンとなります。(S$:シンガポールドル)
- 1日券:S$10
- 2日券:S$16
- 3日券:S$20
カードのレンタルデポジットとしてS$10が追加で費用が発生しますが、カード返却時にS$10返金されます。※カードが最初に発行された日から5日以内に返却が必要です
シンガポール名物
・ラクサ
ココナッツミルクをベースに、スパイシーな味付けをしたスープが特徴的な麺料理。エビなどシーフードも入っており、シンガポールでは比較的どこでも食べれます。
ラクサを食べるなら下記のお店がおすすめです。
328カトンラクサ(328 Katong Laksa)
ラクサのお店はシンガポールに多数ありますがこのお店が元祖なので一番おすすめです。
・チリクラブ
シンガポールで最も有名なのがチリクラブです。甘辛いチリソースとカニを炒めた料理です。これは必ず食べましょう。
かなりサイズ感のあるこのカニはチリクラブにして美味しく食べました!
クラークキー沿いにチリクラブのお店が沢山あります。
・チキンライス
鶏の脂で炒めた白米を、同じく鶏からとったスープで調理したご飯に、茹でた鶏肉が添えられたものです。これはどこで食べても美味しいです。
・ホーカーズ
「ホーカーズ」は食べ物名前ではなく、シンガポールの屋台村のことです。ここに行けばローカルフードなど低価格で楽しむことができます。ホーカーズは数多くありますが中でも「マックスウェル・フードセンター」がおすすめです。
チャイナタウンの近くにありお昼時はかなり混みます。
観光スポット
・マーライオンパーク
マーライオンはシンガポールの伝説の動物で、頭がライオンで体が魚です。毎年多くの観光客が訪れインスタ映えする写真を撮っているのでぜひ行きましょう。
実は世界三大ガッカリと呼ばれています。確かに少し小さい気がしました笑
・マリーナ ベイ サンズ
世界一高い場所にあるインフィニティプールが有名です。このインフィニティプールがあるエリアには宿泊者しか入ることができないので少し費用はかかりますが宿泊することをおすすめします。また中にはカジノもあるので夜通し楽しむことができます。
マリーナベイサンズについての詳細は以下の記事からご確認ください↓↓↓
・ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
世界遺産に認定されているシンガポールの巨大植物園です。かなり観光スポットがあるので以下記事からご確認ください↓↓↓
【人工植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」〜観光スポット紹介〜】
・ボタニック・ガーデン
2015年にシンガポール初の世界遺産として登録された植物園です。園内はかなり広く色々な植物をみることができます。
カフェも沢山あり、綺麗な植物を見ながらお食事を楽しめます。
・アラブストリート
金色のドーム形屋根が特徴的な「サルタン・モスク」がある場所で他の場所とは少し変わったエキゾチックな雰囲気を味わうことができます。
・カトン地区
「プラナカン様式」という伝統的な手法で建てられた建築物です。明るいパステルカラーが人気でインスタ映えを狙い訪れる方が多いです。
・リトルインディア
インド系の文化を持つ方達が多く暮らしています。ばらまき土産の聖地「ムスタファセンター」もあります。やはりインド系の料理美味しいです。
・ナイトサファリ
夜のみ開演している動物園です。営業時間は18:00~24:00となっています。日本にもナイトサファリを実施しているところはあるので時間に余裕がある方は行くといいと思います。
・セントーサ島
ユニバーサル・スタジオ・シンガポールや水族館などがあり、ビーチでは海水浴やマリンスポーツを楽しめます。
口の中からセントーサ島の絶景を望めます。また入場者限定で金のメダルをもらえるのでお土産にも利用できます。
ビーチでは海水浴やマリンスポーツを楽しめます。
セントーサ島までの行き方などの詳細は以下の記事をご確認ください↓↓↓
・オーチャード・ロード
シンガポールの中心地にあるショッピングストリートです。ブランド店が多数並んでいるので女性の方におすすめです。また、ここに行けばお土産も購入できます。
・クラークキー
川沿いに飲食店が沢山並んでいます。夜になるとかなり綺麗な景色になります。チリクラブの店が多数あるので名物チリクラブを食べましょう。
・タイガーバームガーデン(ハウパーヴィラ)
突っ込みどころの多い公園書くことがありすぎるので以下記事に記載します。この写真を見てわかると思いますが中々クレイジーです笑
・TWG TEA
シンガポール発の紅茶ブランドであり、日本にも出店している有名な紅茶のお店です。店内もかなりおしゃれでアフタヌーンティーも楽しめます。かなり並ぶのでお昼時などは避けるようにしましょう。
現地ツアー
シンガポールは交通機関がしっかりしているのでどこ行くにしてもとても便利です。そのため、現地ツアーはあまり参加する必要はないと思います。
その中でもシンガポール現地ツアーでおすすめなのは「シンガポール市内をオープントップバスで巡るツアー」や「フォトジェニックツアー」に参加してインスタ映えする写真をスタッフに撮ってもらうのがおすすめです。
まとめ
シンガポールは東南アジアでは比較的衛生面がしっかりしていて綺麗です。また、インスタ映えするスポットが多数あるので女性に人気です。多国籍国家であるからこそ楽しめる異文化を是非感じてきてください。