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野生動物や大自然広がる「ボルネオ島」観光情報

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ボルネオ島といえば大自然やオラウータンなどの動物を頭に浮かべる方多いと思います。ボルネオ島は自然の宝庫でキナバル公園/グヌン・ムル国立公園が独特の自然環境と生態系で世界自然遺産として認定されています。

ボルネオ島には多種多様な生態系が存在し、広大な熱帯雨林や、透き通った海などおすすめの観光スポットが沢山あります。

そんな大自然広がる東南アジアに浮かぶ島「ボルネオ島(Borneo)」についてご紹介します。

ボルネオ島について

ボルネオ島の面積は743,330平方キロメートルで世界第三位の大きさを誇る島です。(グリーンランド島、ニューギニア島に続き、世界第三位の面積)

ボルネオ島は3ヵ国が領有しており、北側の四分の一がマレーシア、南側の四分の三がインドネシア、北側の真ん中あたりにブルネイ王国があり、残りの0.8%と僅かなエリアのみブルネイ王国が領有しています。

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ボルネオ島の気候・ベストシーズン

コタキナバルは熱帯雨林気候に属し、雨期と乾期があります。その為、1年を通して雨が多いのが特徴です。気温は年間を通して最高気温32度前後、最低気温22度前後と過ごしやすい常夏の気候です。

4~9月が乾季にあたり、中でも6~8月頃がベストシーズンとなります。雨季の10~3月はモンスーンの影響により比較的雨が多くなり、スコールも毎日のように降るので雨具は必須になります。

乾季4月〜9月
雨季10月〜3月
ベストシーズン6月〜8月

ボルネオ島への行き方

日本からは、成田空港からマレーシア航空の直行便があります。週2便と限定されています。所要時間は約6時間程で到着します。

乗り換えて行く場合は主な経由地はクアラルンプールになります。直行便に比べて便数は多くなりますが、所要時間は11時間〜13時間となります。

コタキナバル空港から市内への行き方

空港から市内まではタクシーとエアポートバスの2通りとなります。

タクシーを利用

空港からコタキナバル中心部までは車で約15分で到着します。到着ロビーのタクシーチケットカウンターか乗り場でタクシーを拾いましょう。

料金:約35リンギット(約875円)

エアポートバスを利用

空港とムルデカ広場を結ぶシャトルバスです。到着ロビーを出たエアポートバスカウンターでチケットを購入します。バスの定員が20名となるので乗れない可能性もあります。

行き先第1ターミナル、第2ターミナル、センターポイント前、
ホライズン・ホテル裏手、ムルデカ広場の順に停車
運行時間08:00~19:00の約60分間隔で運行
(終点まで約60分)

料金:5リンギット(約125円)

ボルネオ島観光スポット

・【世界遺産】キナバル自然公園(Kinabalu National Park)

東南アジア最高峰の山、キナバル山のふもとに作られた公園がキナバル自然公園です。市街地から車で2~3時間ほどで到着します。

キナバル自然公園には世界最大の花「ラフレシア」や食虫植物の「ウツボカズラ」など6000種以上の植物や絶滅危惧動物などが生息しています。

ラフレシアは、9ヶ月間つぼみで1週間咲いて枯れるという貴重な花なので運が良ければ見ることができます。

キナバル自然公園内にはキャノピーウォークやポーリン温泉、ボタニカルガーデンなどあります。キナバル自然公園に実際に行ってきたので詳細以下の記事に記載しています。

世界最大の花ラフレシアが咲く世界自然遺産「キナバル自然公園」

・ナバル(Pekan Nabalu)

キナバル山の絶景を眺めることができるスポットです。市内からキナバル公園へ向かう途中にあり、よくツアーに組み込まれています。コタキナバルから車で1時間半ほどで行くことができるの小さな田舎町です。お土産なども購入できます。

綺麗なキナバル山をみたい場合は10時までに行けば高確率で見ることができます。

・【世界遺産】グヌンムル国立公園(Gunung Mulu National Park)

「ドラゴンフライ」と呼ばれるコウモリが百万匹以上、一斉に飛び立つ様子を見ることができる観光スポットです。コタキナバルからは航空便でミリ経由での訪問となり、公園内は原則徒歩移動で各種名所を回るため、体力が必要になります。

公園内の約6割は未だ前人未踏の地という原始の森。100あまりの洞窟が発見されており、その中の4つが一般に公開されています。

数百万のコウモリが生息している「ディア・ケイブ」、ライトアップされた鍾乳石が美しい「ラングケイブ」、洞窟内にある空間を通して絶え間無く風が吹いている「ウインドケイブ」、東南アジアで最長の洞窟「クリアウォーターケイブ

6月〜9月が人気の観光シーズンで世界中から多くの人が集まります。

・バコ国立公園(Bako National Park)

クチンから日帰りで行くことができます。ボルネオ島にのみ生息している「テングザル」が約275匹いることや、150種類以上の鳥も生息しておりバードウォッチングにも最適な場所となっています。

・クリアスリバークルーズ(Klias River Cruise)

リアルジャングルクルーズです。コタキナバル市街地から車で2時間程で到着します。ボルネオ島にしかいない固有種テングザルをはじめ、カニクイザルやベッカムザル、オオトカゲなどの生物を見ることができます。実際に参加してきたので詳細は以下の記事に記載しています。

・コタキナバルシティモスク(Masjid Bandaraya Kota Kinabalu)

白と水色のコントラストが美しい水上モスクです。特に水に映るモスクが美しいと評判の観光スポットです。市内から車で10分程で行くことができます。

※女性は入場見学にはスカーフと長袖長スカートの着用が必要です。

・オーシャナスウォーターフロントモール(Oceanus Waterfront Mall)

2014年オープンと新しいショッピングモール。海沿いにある最高のロケーションで、美しい夕焼けを見ながら食事ができるレストランが多数あります。

・スリセレラ(Seri Selera)

町の中心部にあるシーフードの屋台街。水槽に入っているエビやカニなどの新鮮な食材をその場で選んで、好みの調理法でオーダーできます。カブトガニなども販売しているので挑戦してみてはいかがでしょうか。

高級食材のイセエビやハタなどもお手頃価格で食べることができます。

・ウォーターフロント(KK Waterfront)

レストラン、カフェ、バー、お土産ショップなどが海沿いに並んでいます。特に新鮮なシーフードを好みの味に調理してくれる「ポートビューシーフードレストラン」が人気です。波音を聞きながらタイガービールを飲むのは最高です。

ウォーターフロントからの夕焼けはかなり綺麗なのでおすすめです。

・タートル・アイランド(セリンガン島)(Turtle Islands)

ウミガメの産卵がほぼ1年中見られる場所です。5月〜10月はおすすめのシーズンです。この期間は1日に60匹以上のウミガメが産卵のために訪れるそうです。

訪れるには1泊2日の旅行会社のパッケージツアーに申し込みが必要です。

アイランドホッピング

コタキナバル中心部からボートで約15分で島へ行くことができます。「トゥンク・アブドゥル・ラーマン海洋公園」という5つの島からなる海洋公園があり、どの島も近い距離にある為、アイランドホッピングを楽しむことができます。それぞれの島についてご紹介します。

・サピ島(Pulau Sapi)

ビーチアクティビティが豊富で、シュノーケリングのほか、パラセイリング、バナナボート、シーウォーキングなどのアクティビティも楽しむことができます。また、ビーチではBBQも楽しむことができます。

・マヌカン島(Pulau Manukan)

サピ島と同様でビーチアクティビティが豊富です。サピ島よりビーチが広くゆったりしています。海の透明度が高いのでシュノーケリングやダイビングがおすすめです。

・マムティック島(Pulau Mamutik)

5つの島の中でも本島に近く、一番小さな島なので他の島と比べて観光客が少ないため、ゆったりとした時間を過ごせます。島内には20分くらいで周れるジャングルトレッキングコースがあるので熱帯雨林を見ながら散歩もできます。

・スルッグ島(Pulau Sulug)

トイレなど何もない無人島なので人の手が加わっていない自然の姿を楽しみたい方におすすめの島です。観光客はあまり立ち寄らない島なのでゆっくり過ごすことができます。

・ガヤ島(Pulau Gaya)

5つの島の中でも一番大きな島で水上コテージなど高級リゾートもあります。トレッキングコーズもあり、熱帯雨林を鑑賞できます。この島でしか見られない固有の植物や野生動物も数多く生息しています。

アイランドホッピングやサピ島でのアクティビティなど詳細は以下の記事に記載しています。

熱帯雨林に囲まれた美しいリゾート「サピ島」観光情報

ボルネオ おすすめ食事箇所

・新記肉骨茶(Sin Kee Bah Kut Teh)

バクてーのお店です。バクテートは豚肉を漢方スープで煮込んだスタミナ料理です。土鍋で熱々のバクテーが出てきます。地元の方からもかなり人気で待つこともある人気店です。

・双天海鮮楼(Suang Tain Seafood Restaurant)

スリセレラにあるレストランで1983年にオープンした老舗のレストランです。水槽の中からお気に入りの食材を選んで好みの調理方法で調理をしてくれます。かなり人気な店なので夜は大変混み合います。

ボルネオ島現地ツアー

ボルネオ島を観光する際は基本的にツアーに申し込みが必要になります。クルーズやキナバル山ツアーなどツアーの本数が他の国と比べて多数あるので今回は実際に体験したツアーをご紹介します。

「世界遺産キナバル公園観光ツアー」と「ボルネオ島リバークルーズ」の二つに申し込めばボルネオ 島を大分楽しむことができるのでおすすめです。ベルトラ 社から現地ツアーが出ているのでご確認ください。

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ボルネオ島生息動植物

・テングザル(Proboscis monkey)

ボルネオ島固有種のサルです。ボスはとても大きく垂れ下がった鼻を持ちます。鼻の役目はよくわかっていませんが、大きい方がメスにモテるという説もあります。

・ベッカムザル(Beckham monkey)

サッカー選手のベッカム選手の髪型に似ている可愛らしいサルです。

・カニクイザル(Cynomolgus monkey)

雑食性で主に果実・葉などを食べます。人が食べてるものも狙ってきます。

・ラフレシア(Rafflesia)

世界最大の花で耐え難い悪臭を発するので「モンスターフラワー」と呼ばれています。9か月をかけて成長し、花を咲かせます。開花したあとは、わずか3~7日ほどで枯れてしまうので「幻の花」とも呼ばれています。見れたらラッキーです。

・ウツボカズラ(Nepenthes)

昆虫類をこの壺の中に誘い込み、液体で溶かして自らの養分とする「食虫植物」です。東南アジアに分布していますが最も多く生息しているのがボルネオ島です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

大自然が広がる「ボルネオ島」についてご紹介しましたが、実際に野生の動物を見る機会も日本にいると中々体験できないことなので良い体験ができます。ボルネオ 島のみで見ることができるキナバル山に咲く「ラフレシア」とボルネオ島固有種「テングザル」はボルネオ 島に訪れたら必ず見に行くことをおすすめします。

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