ベトナムにある「ドンホイ(Dong Hoi)」は世界遺産フォンニャ=ケバン国立公園の起点となる町であり、国立公園へ行くため毎年多くの観光客が訪れます。近年はビーチリゾート地として発展してきており、日本人にはあまり知られていない観光地です。
フォンニャケバン国立公園だけではなく、砂丘や空爆の被害を受けた教会など観光地が沢山あります。そんな「ドンホイ」についてご紹介します。
目次
ドンホイへの行き方
ドンホイへの交通アクセスは、飛行機ではドンホイ空港、鉄道ではベトナム鉄道のドンホイ駅がありますのでドンホイまでの行き方は複数あります。
主な行き方は以下の3つの方法です。それぞれご紹介します。
- ハノイやホーチミンから飛行機で行く方法
- ハノイやホーチミンからバスで行く方法
- ハノイやホーチミンから鉄道で行く方法
・ハノイやホーチミンから飛行機で行く方法
ハノイ、ホーチミンからドンホイまでどちらも飛行機で 1時間30分で行くことができます。日によりますが1日3便程出ているので旅のスケジュールも立てやすいです。料金は往復15,000円〜なので費用もそこまで高くないのでおすすめの行き方です。
・ハノイやホーチミンから鉄道で行く方法
ドンホイ駅にはベトナム統一鉄道が通っているため、鉄道でハノイ・ホーチミンからアクセスすることも可能です。以下のサイトより鉄道チケットを購入することができます。
ホーチミンからはかなり時間がかかるのでおすすめできませんがハノイの場合は夜行列車が出ているので宿泊費用を浮かせたい場合はおすすめです。
発着駅 | 時間 | 料金 |
ハノイ→ドンホイ | 約10時間 | 片道4,000円程 |
ホーチミン→ドンホイ | 約23時間 | 片道4,000円程 |
・ハノイやホーチミンからバスで行く方法
ハノイやホーチミンからドンホイまでは長距離バスが出ています。1日一便しか出ていないので出発時間が合う方や費用を抑えたい方におすすめです。日本のようなバスではなく寝っ転がることができるので快適です。
発着駅 | 時間 | 料金 |
ハノイ→ドンホイ | 約10時間 | 片道1,500円程 |
ホーチミン→ドンホイ | 約26時間 | 片道3,000円程 |
長距離バスや鉄道のチケットは以下のサイトよりご購入いただけます。
ドンホイ空港から市内への行き方
空港からドンホイ市内までの移動手段は、「タクシー」もしくは「レンタルバイク」となります。車で20分程で到着します。
ドンホイの町中にはタクシーがほとんど走っていないのでタクシーを利用する際はホテルスタッフに呼んでもらうと便利です。
ドンホイ気候
ドンホイはベトナムの中南部に位置し、夏の時期に雨季がある熱帯モンスーン気候に属しています。9月から11月頃までは台風シーズンになり、雨が多いとフォンニャケバン国立公園のツアーが中止になることもあるのであまりおすすめできません。ベストシーズンは1月~8月頃の乾季になります。
乾季 | 1月~8月 |
雨季 | 9月~12月 |
ドンホイ観光スポット
・【世界遺産】フォンニャケバン国立公園
2003年、ユネスコの世界遺産に登録されたことで観光客から注目を浴びるようになりました。世界中の鍾乳洞を見てきましたがこのフォンニャケバン国立公園の鍾乳洞が断トツで良かったのでおすすめです。
フォンニャケバン国立公園の行き方など観光情報は以下の記事に記載しています。
【息を呑むほど美しい洞窟「世界遺産フォンニャケバン国立公園」】
・タムチャ教会(Tam Toa Church)
ベトナム戦争時に爆撃を受けて、それがそのままの形で現状保存されている貴重なカトリック教会です。
・Nhat Le beach
観光客が少なく落ち着いている美しいビーチです。最近、欧米の方を中心に観光客が増えています。ビーチリゾートの開発が近年急速に進み、海岸沿いにリゾートホテルが建ち始めています。
・ドンホイ砂丘(Quang Phu Cat Hill)
ムイネーに大きな砂丘がありますがドンホイ砂丘もかなり大きな砂丘になっています。ソリ滑りも楽しむことができます。ソリは現地の人が持ってきてくれるので返却時にチップとして5万ドンほど渡すといいかもしれません。
ドンホイ現地ツアー
ドンホイの現地ツアーはフォンニャケバン国立公園のツアーがおすすめです。国立公園内の鍾乳洞はガイドがいないと入ることができない点や街中はタクシーがほとんど走っていないので帰る方法がないのでツアーの参加が必須になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。世界遺産フォンニャケバン国立公園がある港町「ドンホイ」についてご紹介しましたが、ハノイやホーチミンとは違い、静かで落ち着いた環境で観光を楽しむことができます。砂丘や鍾乳洞など自然が作り出した芸術を見ることができるのでハノイやホーチミンだけではなくドンホイにも立ち寄ることをおすすめします。
ベトナム観光情報は以下に記載しています↓↓↓