作家・総合プロデューサー木村英智が手掛ける「アートアクアリウム」は2020年で14年目を迎え、累計来場者数1,000万人を超える人気イベントです。これまで夏の風物詩として期間限定開催されてきましたが、今回は常設展となる「アートアクアリウム美術館」を2階建ての専用施設で日本橋にオープンしました。
今回は過去最大規模であり、30,000匹超の金魚を展示しています。日本の伝統文化と最先端のテクノロジーを駆使し、幻想的な空間を楽しむことができます。
カップルやインスタ女子に絶大な人気がある「アートアクアリウム」をご紹介します。
目次
アートアクアリウム
アートアクアリウムは「アート」、「デザイン」、「エンターテインメント」と「アクアリウム」を融合させたものです。今回のコンセプトは「生命の宿る美術館」であり、アートアクアリウムアーティスト木村英智が日本から世界に発信している新しいアートの展覧会を実現しました。
アートアクアリウムチケット購入方法
アートアクアリウムのチケット購入は「①当日購入」、「②公式ホームページから事前購入」があります。
①当日購入
当日購入の場合はアートアクアリウム会場入り口にチケットカウンターがあるのでそこで時間を指定して購入します。混んでいると購入できない可能性がある為、事前に購入することをお勧めします。
②公式ホームページから事前購入
チケットを事前に購入する場合は公式ホームページより購入することができます。チケットは日時指定で購入後の変更が効かないので注意して購入してください。
アートアクアリウム見どころ
床掛け金魚飾り(Floor hanging goldfish decoration)
生きた金魚の動きと映像の融合した作品であり、白と黒を基調とした水墨アートです。金魚が泳いだ影がまるで水墨画の様です。
花魁道中(Oiran journey)
今回のアートアクアリウムで目玉の一つです。花魁道中を幾多ものアートアクアリウムの代表作である”花魁” によって構成した超大作になっています。また花街の入口にあったとされる大門を「金魚大門」として制作した新作もあります。
アースアクアリウム(Earth Aquarium)
地球を宇宙の視点で眺めるというイメージで作成された作品です。スケールの大きさと、周りを泳ぐ鯉の迫力にも圧倒されます。
金魚の杜(Goldfish Forest)
等身大以上の水柱が森のように立ち並び数多の金魚が舞泳ぐ金魚の杜はまさにインスタ映えスポットです。光の色など時間が経つにつれて変化していくので長時間いても飽きさせません。
リフレクトリウム(Reflectorium)
水槽の全ての面にレンズが仕込んであり、金魚が大きく見えたり、小さく見えたりなど不思議な感覚になります。
金魚品評(Goldfish review)
水面が波立たず、上から覗いて鑑賞できる作品です。普段なかなかみることができない金魚が展示されています。
水戯庵ラウンジ(Suigian Lounge)
日本を代表するアートピースである能舞台を眺めながら、お食事を楽しめます。季節のカクテルやお茶菓子などもあります。
東海道五十三次(Fifty-three Stations of the Tokaido)
江戸の日本橋からスタートした歌川広重が描いた53枚の絵画があります。地元を描いた絵を見つけてみると面白いです。
アートアクアリウム巡回展
アートアクアリウム城 〜京都・金魚の舞〜(京都展)
世界遺産『古都京都の文化財』の代表的文化財である元離宮二条城の中でも通常非公開エリアでの屋外展示にて夜間に開催しています。二条城が擁する文化財や景観と共通するテーマ、そして京都の美術をモチーフとするアートアクアリウム作品が登場しています。
アートアクアリウム展 高知(高知展)
今回、四国に初上陸しました。高知はアートアクアリウムのトレードマークにもなっている土佐錦魚の故郷です。坂本龍馬にちなんだ「大政奉還金魚大屏風」や
花魁、大奥などの人気大作が鑑賞できます。
詳細
アートアクアリウム美術館(ART AQUARIUM MUSEUM)
営業時間 10:00~22:00 ※変更になる場合がある
休館日:年中無休(メンテナンスの際、不定期で休館)
所在地:東京都中央区日本橋本町1丁目3
アクセス:
三越前駅(東京メトロ銀座線・半蔵門線)A1出口から徒歩2分
日本橋駅(東京メトロ銀座線・東西線・都営地下鉄浅草線)D4出口から徒歩7分
【チケット料金】
一般入場券 2,300円 ※小学生以下無料
VIP入場券(混雑時に並ばずに優先入場可能) 5,500円 ※小学生以下無料